・日焼け止めを塗ると顔がテカる……
・白浮きしない男性向けの日焼け止めを知りたい
・テカりが嫌で日焼け止めを使うのをやめてしまった
朝に塗った日焼け止めが、昼にはギトギトに浮いてくる。
そんな経験から、日焼け止めをやめてしまった男性は多いのではないでしょうか?
しかし、テカる原因は「日焼け止めの油分と皮脂が混ざること」と「インナードライ」の2つだとわかれば、選び方の基準は明確になります。
本記事では、テカる仕組みと選び方の3つの軸を整理します。
その上で、市販で買える代表的な日焼け止め3つと、テカらせない正しい塗り方をご紹介します。
この記事を読み終わる頃には、あなたが今日から試すべき1本と塗り方が見えているはずです。
日焼け止めのテカりに悩み、複数のメンズ日焼け止めを試してきた筆者が、実体験をもとにお届けします。
・テカる原因:「日焼け止めの油分」と「保湿不足(インナードライ)」の2つ
・選び方:ジェル・ミルクタイプで「皮脂吸着パウダー」配合のものを選ぶ
・塗り方:朝の洗顔と保湿で肌を整えてから塗るのが最大のテカり対策
たき|薬剤師パパ
30代薬剤師。製薬メーカー勤務。2人の娘の父。
HOLO BELLを家族4人で4年半以上愛用中。
全製品を自費購入しています。
独自アンケート30名分のデータも保有。


▶ 購入履歴を見る


▶ 累計ポイントを見る


▶ 独自アンケートを見る


日焼け止めがテカる本当の原因


そもそもなぜ日焼け止めはテカるのでしょうか。
原因を正しく理解すると、選び方が一気にシンプルになります。
日焼け止めの油分と皮脂の混ざりが主犯
日焼け止めにはUVカット成分を肌にとどめるための油分が含まれています。
顔の皮脂と日焼け止めの油分が肌の上で混ざり合うと、ギラついた光沢になります。
つまり、テカりの主な原因は「日焼け止めの油分」と「自分の皮脂」が混ざることです。
特に男性は女性に比べて皮脂分泌量が約2倍と言われています。
同じ日焼け止めを使っても、男性のほうがテカりやすいのは皮脂量の違いが大きい理由です。
保湿不足によるインナードライも原因
意外と見落とされがちなのが、インナードライによるテカりです。
肌の内側が乾燥すると、肌は「水分を逃さないように」と皮脂を過剰に分泌しようとします。
結果として、皮脂が増えて日焼け止めの上に浮き、テカりが目立つようになります。
「テカるから保湿しない」は逆効果です。
むしろしっかり保湿してから日焼け止めを塗るほうが、長時間テカりを抑えられます。
保湿不足のまま日焼け止めを塗ると、肌の水分が奪われてさらにテカりやすくなる悪循環に陥ります。
「テカる=悪い日焼け止め」とは限らない
ここで知っておいてほしいのは、テカりの原因は日焼け止めだけにあるとは限らないことです。
- 自分の皮脂量
- スキンケアの保湿不足
- 塗り方や塗る順番
これらが組み合わさって、テカりが起きています。
つまり、日焼け止めを変えるだけではテカりが解決しないケースもあるということです。



私も「テカる=日焼け止めが悪い」と思っていた時期がありました。実は塗り方の順番に問題があった、という経験があります。
テカらない日焼け止めの選び方3つの軸


ここからは、テカりにくい日焼け止めの選び方を3つの軸で整理します。
あなたが店頭やネットで選ぶときの判断基準にしてください。
ジェル・ミルク・エッセンスタイプを選ぶ
日焼け止めは大きく5つのタイプに分かれます。
| タイプ | テカり対策の傾向 |
|---|---|
| クリーム | 油分が多くテカりやすい |
| ミルク | 軽めでテカりにくい |
| ジェル | 水分多めで最もテカりにくい |
| エッセンス | みずみずしくテカりにくい |
| スプレー | 軽いがUVカット力が弱め |
テカりが気になるなら、ジェル・ミルク・エッセンスのいずれかから選ぶのが基本です。
皮脂吸着パウダー配合をチェック
成分表示やパッケージに「皮脂吸着パウダー配合」と書かれているかをチェックしてください。
皮脂吸着パウダーは、肌の上に出てきた皮脂を吸い取る成分です。
代表的な成分はシリカや酸化亜鉛。
これらが配合されていると、時間が経ってもギラつきが出にくくなります。
「マット仕上げ」「オイルコントロール」と書かれた製品も、似た働きをする成分が入っていると考えてOKです。
「メンズ向け」「ノンコメドジェニック」表記を確認
男性は皮脂量が多いため、男性の肌を想定して作られた製品のほうがテカりにくい傾向があります。
- 「メンズ向け」「FOR MEN」表記の製品
- 「ノンコメドジェニックテスト済み」の製品
- オイルフリーまたは低油分処方の製品
「ノンコメドジェニック」とは、ニキビのもとになりにくいかをテストした製品のことです。
このどれかに該当するものを選ぶと、失敗が減ります。



この3つの軸でフィルターをかけるだけで、ドラッグストアの棚で迷う時間が大幅に減ります。
市販で買えるテカらない日焼け止め3選


ここからは、ドラッグストアやAmazonで買える代表的な3つを紹介します。
それぞれ得意分野が違うので、あなたの肌質や使うシーンで選んでください。
紹介する3つはすべてSPF50以上。
炎天下のレジャーでも対応できる、国内最高クラスのUVカット力を持つ製品です。
ビオレUV アクアリッチ|プチプラ定番
ビオレUVのアクアリッチシリーズは、テカらない日焼け止めの定番です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイプ | エッセンス/ジェル |
| SPF・PA | SPF50+/PA++++ |
| 価格目安 | 1,000円前後(70g) |
| 落とし方 | 洗顔料で落とせる |
水のようにみずみずしいテクスチャーで、塗った直後からサラサラ感が続きます。
1,000円前後で買える手軽さが一番の魅力です。
アネッサ パーフェクトUV|万能ブランド
資生堂のアネッサは、テカりにくさと汗・水への強さを両立した万能ブランドです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイプ | ジェル/ミルク |
| SPF・PA | SPF50+/PA++++ |
| 価格目安 | 2,000〜3,000円(60g前後) |
| 落とし方 | 洗顔料で落とせるタイプあり |
汗をかいてもテカりにくく、皮脂吸着パウダーも配合されています。
レジャーやスポーツでも崩れにくいのが強みです。
キュレル UVローション|乾燥肌・敏感肌向け
花王のキュレルは、乾燥性敏感肌向けのブランドとして知られています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイプ | ローション/ベースクリーム |
| SPF・PA | SPF50/PA+++(製品により異なる) |
| 価格目安 | 1,500〜2,000円 |
| 落とし方 | 洗顔料で落とせる |
筆者も顔と体の両方で2本ほど使った経験があります。
テカりにくさと低刺激のバランスは良かったのですが、私の場合は白くなった印象が残りました。
紫外線散乱剤(肌の表面で光を反射させる成分)を使った処方の影響かもしれません。
肌負担を最優先にしたい方には選択肢になりますが、白浮きが気になる方は注意が必要です。



キュレルは「とにかく肌に優しいものから」という方には合うと思います。ただ「白くならず、テカらず、洗顔だけで落としたい」という方には少し物足りない可能性があります。
※価格は2026年4月時点の情報です。最新価格は各サイトでご確認ください。
ここまで市販品3つを紹介しました。
ただ、市販品で「白浮き」「使用感」「落としやすさ」のすべてに納得できなかった方は、メンズ専用ブランドのHOLO BELLという選択肢があります。
筆者は3年使い続けていますが、白浮きせず・テカらず・洗顔だけで落とせる仕上がりが気に入っています。


テカらせない正しい塗り方


実は、どんなにテカりにくい日焼け止めを使っても塗り方が間違っているとテカります。
ここで紹介する3つの順番を守るだけで、夕方までのテカりが大きく変わります。
必ず保湿してから塗る
最も大事なのが保湿してから日焼け止めを塗ることです。
肌の内側をしっかり潤すことで、乾燥による皮脂の過剰な分泌を防げます。
化粧水→乳液(またはオールインワン)→日焼け止め、の順番が基本です。
保湿を飛ばして日焼け止めを塗ると、インナードライが進んで余計にテカリます。
朝洗顔で皮脂をオフしてから
寝ている間に分泌された夜の皮脂は、朝の洗顔で必ず落としてください。
皮脂が残ったまま日焼け止めを重ねると、その時点で「皮脂+油分」のテカリ予備軍が完成しています。
朝はぬるま湯でよくすすぐか、洗浄力の優しい洗顔料を使うのがおすすめです。
塗り直しはティッシュオフ+パウダーで
日中にテカってきたら、ティッシュで余分な皮脂を軽くオフしてから日焼け止めを塗り直しましょう。
皮脂が浮いた上から重ねても、ギラつきが増えるだけです。
仕上げに皮脂吸着パウダーを軽くのせると、夕方までサラサラ感が続きます。



順番を変えるだけでテカり方が変わるので、まずは1日試してみてください。
それでもテカる方への追加対策


選び方と塗り方を見直してもテカりが気になる方は、日焼け止め以外に原因がある可能性があります。
皮脂吸着パウダーを上から重ねる
日焼け止めの上から皮脂吸着効果のあるフェイスパウダーを軽くのせると、テカり対策の効果が上がります。
メンズ用のサラサラパウダーがドラッグストアで1,000円前後で買えます。
特にTゾーン(額・鼻)に集中して使うと効果的です。
スキンケアの見直しも必要
テカりの根本原因がインナードライの場合、日焼け止めだけ変えても解決しません。
保湿ジェルやクリームを男性向けの保湿力が高いものに変えると、肌の水分と皮脂のバランスが整い、テカりにくくなるケースがあります。
筆者はメンズ向けの保湿ジェルを4年以上使っています。
オールインワンで時短できるうえ、肌のテカりや乾燥のバランスが整ってきた実感があります。
テカらない日焼け止めに関するよくある質問


最後に、テカらない日焼け止めに関するよくある質問を紹介します。
まとめ:テカらない日焼け止めは「選び方」と「塗り方」の両輪
テカらない日焼け止めを選ぶには、3つの軸を押さえてください。
- ジェル・ミルク・エッセンスタイプから選ぶ
- 皮脂吸着パウダー配合をチェック
- 「メンズ向け」「ノンコメドジェニック」表記を確認
そして、選び方と同じくらい塗り方も大事です。
- 必ず保湿してから塗る
- 朝洗顔で皮脂をオフしてから
- 塗り直しはティッシュオフ+パウダーで
まずは市販のビオレ・アネッサ・キュレルで試してみるのが手軽です。
それでも満足できなかった方は、メンズ専用ブランドの選択肢を検討してみてください。
筆者は4年半メンズスキンケアを続けてきて、「面倒で塗らない5年後」と「ストレスなく塗り続けた5年後」では肌が変わると実感しています。
あなたにとって続けやすい1本が見つかれば、それが正解です。
※「ノンコメドジェニックテスト済み」は、すべての方にニキビができないというわけではありません。
※本記事の内容は筆者個人の体験と見解に基づいています。効果には個人差があります。
メンズ向けの日焼け止めをもう一段詳しく検討したい方は、筆者が3年使い続けたメンズ専用UVのレビューもあわせてご覧ください。


P.S.
筆者は20代の頃、日焼け止めを「ベタつくから」という理由でやめていました。
今思えば、選び方と塗り方を知らなかっただけ。
あなたが同じ後悔をしないように、まずは1本、続けやすいものから始めてみてください。



最後まで読んでいただきありがとうございます!

